4日目 佐渡から戻る

佐渡から戻る。後ろ髪を引かれる思いで。
前日の夜明けをみた癖がついているのか、朝は5時に目がさめた。まずは空が気になり、外にでる。天気はよかったが、ふすべ村は四方を山に囲まれているので日の出は見えない。
少し涼しいので、暖かい御茶と、前日の残り物のおにぎりを目当てに宿舎を抜け出して前日の会場へ(歩いて1分ほどのところ)。おにぎりと湯のみを持ち出して宿舎の方に戻り、お湯を沸かす。
秋吉さんが、”川口さんは?”と探し回っていたが、夜明けまで飲んでいた彼は、なんと押入れで寝ていた。
佐渡からの出勤をやり遂げる!と言っていた川口さん(この日、出勤だった。ご苦労様)は、8時半のジェットフォイルに乗らなければならないので、残り物のおにぎりを胃袋に押し込み、佐渡汽船の乗り場へ急ぐ。
佐渡汽船では、挨拶もそこそこに”出勤”する川口さんを見送り、残ったわれわれは、昼までの間、佐渡観光へと繰り出した。
泰さんの運転で南へ回り、泰さんもまだ行った事がないという姫崎へ。この辺りが佐渡の東の端だそうである。灯台があり、見晴らしも非常にいい。
ここからさらに回りこんで弁天岬の方へ車を進める。
この辺り一帯は、夏の豪雨で土砂が山から流れ込み、壊滅に近い状態だったらしい。確かに多くの家が崩れたり、改修工事をしている。泰さんによると、人が手を加えた崖が崩れているらしい。昔からの崖のほうはあまり被害がないとのことだ。自然の力は偉大である。
車は、山を上り、杉池を目指す。この辺りから、泰さん、佐久間さん、秋吉さん、そして私の4人は、FBINC(ビジネス創造フォーラム)らしく、こういう離島でのビジネスのあり方や観光ビジネスの問題点などの話、というより議論になっていた。
特に杉池では、もともと存在していた趣のある池と新たに人口で作った街中の公園にありそうな池が対照的に並んでおり、そこを回りながら、特に泰さんは佐渡の観光ビジネスについて熱く語っていた。紅葉の奇麗な池の周りでビジネスや離島対策、そして株式公開の話などしているという現実が非常に面白く、わくわくしながら話をしていた。すごくリラックスして考えている自分を発見して驚く。本当のビジネスでもこうありたいと思ったほどである。
さて、車は山を越え、真野の大膳神社を目指す。私にとっては、3度目になるが、何度見てもすばらしい。ぜんぜん飾らない素朴な能舞台が見ているものの心をリラックスさせてくれる。”能は構えてみるものじゃない。生活の一部なんだ”というのをそのまま現しているすばらしい舞台である。
そうこうしているうちに帰りの時間が近づいてくる。佐渡汽船乗り場のある両津で、昼食をとることに。泰さんお薦めの御店は閉まっていたので、御寿司屋さんに入る。が...最後に来て大失敗。はっきり言ってまずい、まずすぎる。ネタが悪いだけでなく、シャリもまずい。ふすべ村でのおにぎりの方が何倍おいしいか!
やはり船乗り場の前なので、観光客相手のとんでもない店なのである。こういう佐渡もあるという勉強になった。(勉強代は、ちっと高くついたが.. ^^;)
船の待合室で口直し(?)の缶コーヒーを飲んで、いよいよ乗船。泰さんに別れをつげ、ジェットフォイルに乗り込んだ。
午後1:40。いよいよ佐渡を離れる。
非常に楽しく、そして充実した佐渡の旅だった。泰さん、ありがとう。ふすべ村で会ったみなさん、ありがとう。そして、佐渡の自然に感謝。(船乗り場前のすし屋を覗く ^^;)
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